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「カラダのサビつき」検査 「サビチェック」受けてみました!

こんにちは。目黒駅東口より徒歩3分 目黒みらい内科クリニック院長のけい先生です。

 

先日、カラダのサビつき具合が分かる

 

「サビチェック」

 

という検査を受けてみました!

 

目黒みらい内科クリニックで取り入れている検査(自費診療)となります。

 

名前の通り、「からだのサビつき」程度が確認できる検査キットで、けい先生も自分のからだのサビつき具合を知りたくて検査してみました。

 

 

ここで

 

「からだのサビつき」って何だろう?

 

と疑問に思った方。

後半でお話しますのでしばらくお付き合いくださいね。

 

 

検査はとても簡単。

夜中もしくは起きた直後の尿を容器にとり、袋に入れて郵送するだけ。

提出に必要な尿の容器、袋、封筒はもちろんすべてついています。

尿を取るための容器がスグレもので、とっても取りやすく手が汚れないんです。

(小学校や中学校の尿検査よりも断然楽でした)

2週間程度で結果がわかり、先日その結果が手元に届きました。

 

その結果は・・・

 

①表面

②裏面

 

であり、

 

「あなたの「カラダのサビつき」度は、低いです(Level 1)」

 

と出ていました。

 

以前エクオール検査を受けた時の結果もこのブログでご報告(エクオール検査 「ソイチェック」、受けてみました!)していますが、良い結果ではなかったのでうれしかったですね。

 

 

結果の裏面には

 

①検査結果の見方

 

検査結果はLevel 1からLevel 5までで表示。

Level 1がサビつきが少なく、Level 5がサビつきが高いとのこと。

 

②カラダのサビつきって?

 

サビつきについての説明文

 

③今日から始めるサビ防止生活のポイント

 

・「抗酸化食品」を摂取する

・喫煙・紫外線対策を心がける

・ストレス、寝不足に気をつける

・適度な運動を心がける

 

がとても分かりやすく書いてありますし、

 

「サビないカラダ作りのススメ」

 

というパンフレットもついてきます。

 

検査をしただけでおしまい、ではなくその後どうすればいいのか、までフォローしてくれるとてもよい検査。

 

その時の結果がよくても油断していたらカラダのサビつきが悪くなることもあるように

今の結果が悪くても、生活習慣を見直すことで今後よくなることも十分あります。

 

人生100年時代を迎えると言われている今後の人生を少しでも元気で長生きできるよう、今のカラダのサビつき度をチェックし、これからの生活習慣を考え直すきっかけとして役立てて頂くのがこの検査の目的なんですね。

 

 

当院で

 

「サビチェック」

 

検査を受けていただくと、けい先生が直接結果をご説明し、今後の生活改善に向けたアドバイスをさせて頂きます

またサプリメントのご用意もありますのでお気軽にご相談下さいね。

 

まずはここまでお読みいただきましてありがとうございました。

 

 

これから先は

 

「からだのサビつき」って何だろう?

 

と疑問に思った方へのお話となります。興味のある方は引き続きお付き合いくださいね。

 


 

皆様、「サビ」と聞くと何をイメージしますか?

 

・ビニール傘の鉄の部分のサビ

・雨にさらされて長い年月経過した自転車のサビ

 

など金属である「鉄のサビ」が出てきやすいかと思います。

 

これは

 

鉄が酸化

 

した結果出てくるものなのですね。

 

鉄の表面に水と酸素があると鉄が酸化してサビてきますので、ビニール傘や自転車がサビやすいのもわかりやすいと思います。

 

あとは

 

切ったリンゴの表面が茶色くなる

 

のも酸化が原因なのです。

 

これと同じことが私たちの身体の中でも日々起きていると言われています。

 

酸化する=サビる

 

なので

 

身体の酸化=カラダのサビつき

 

と言っているのです。

 

鉄の場合と同じように、私たちの身体がサビていくのにも酸素が関係しています。

ご存知のように酸素は生きていく上でなくてはならないものなのですが、その酸素の一部が

 

「活性酸素」

 

というものに変化してしまいます。

 

これは読んで字のごとく

 

「酸素が活性化されたもの=物を酸化する力がとても強い酸素」

 

のことをいうのですが、この活性酸素は

 

・細菌やウイルスを攻撃してくれる

・身体の免疫の働きを調節してくれる

 

など大切な役目も持っています。

うまく働いてくれたら私たちの身体を守ってくれるありがたいものなのですね。

 

そしてこの活性酸素が増えたとしても、人間は活性酸素から身体を守る仕組みも備えているんです。それを

 

「酸化に対抗する力=抗酸化力」

 

といいます。この抗酸化力のお陰でいつもは身体への影響は少ないのです。

 

ところがこの活性酸素が増えすぎてしまい、もともと身体が持っている抗酸化力を上回ってしまう場合があるのです。

先ほども少し書きましたが、

 

①暴飲暴食

②紫外線、喫煙

③ストレス、睡眠不足

④運動不足

 

などにより活性酸素が増えすぎてしまうと言われています。

 

そして抗酸化力は残念ながら年々下がっていってしまう。

 

そうすると活性酸素が私たちの身体の細胞を傷付け、その結果がんや生活習慣病、心血管疾患などの病気を引き起こす要因になると言われています。

 

ではこの身体の酸化=カラダのサビつきをよくするにはどうしたら良いのでしょうか?

 

①暴飲暴食をせず、抗酸化力の高い「抗酸化食品」をとる

②紫外線対策として日傘、UVカットクリームを使う。禁煙する。

③ストレス、睡眠不足にならないよう、ストレスを発散し、夜はしっかり寝る

④運動不足にならないよう、日々運動を心がける

 

のが大事なんですね。

 

①の抗酸化食品には抗酸化成分というものが含まれているのですが、それには

 

・アスタキサンチン

・イソフラボン

・セサミン

・βカロテン

・リコピン

・ビタミンCなど

 

があると言われています。

 

抗酸化食品をバランスよく食べることがまず大切ですが、食品の好みもありますし、普段の生活が忙しくそこまでできない方もいらっしゃると思います。

その様な場合はサプリメントで補ってあげるのも大切ですよ。

 

 

最後にこの身体のサビつき具合をどの様に評価しているのかお伝えしますね。

 

ここから少し難しいお話になります。

 

 

「サビチェック」では、身体のサビつき具合を

 

尿中8-OHdG

 

という物質を測定して評価しています。

 

活性酸素で身体の細胞がダメージを受けると、細胞のDNAを構成してるデオキシリボヌクレオチドのうち、デオキシグアノジンという物質が

 

8-OHdG(8-hydroxy-2’-deoxyguanosine)

 

に変わります。

 

しかし人間の細胞はこのDNAでデオキシグアノジンが8-OHdGに変化したことを見逃さず、8-OHdGを外してもとのデオキシグアノジンに戻します。

 

その結果、DNAから外れた8-OHdGは尿として身体の外に出されることになります。

 

つまり

 

細胞が活性酸素で受けたダメージが少なければ、尿の8-OHdGは少ないが

ダメージが大きければ、尿の8-OHdGは増える

 

ので、これを評価している訳なんです。

 


 

いかがでしたでしょうか?

 

今回のお話で、

 

「自分の身体のサビつき具合はどうなんだろう?」

 

と気になった方は当院へ電話でお問い合わせいただくか、けい先生をはじめとしたクリニックスタッフへお気軽にお声かけ下さい。

 

 

本日も最後までお読みいただきまして誠にありがとうございました。

 

けい先生

 

**********

 

目黒みらい内科クリニックは

 

糖尿病を中心とした生活習慣病(高血圧症、脂質異常症、高尿酸血症など)呼吸器内科ならびに内科一般

 

の診療をしております。

 

・糖尿病や生活習慣病が心配な方や、すでに治療を受けているものの転勤などに伴い通院先を探している方

・咳が止まらない方、息が苦しい方

・寝ているときのいびきが気になる方や、パートナーに息が止まっていると言われた方(睡眠時無呼吸症候群)

・健康診断で再検査と言われた方(貧血、肝機能検査を含めた血液検査、尿検査、胸部レントゲン、呼吸機能検査など)

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