こんにちは。目黒みらい内科クリニック　院長のけい先生です。

 

4月16日に当院のブログで報告した時にはやや終息傾向があったインフルエンザですが、

再流行し学級閉鎖や学年閉鎖の学校もあるとの記事がネットニュースで出てきました。

 

以前インフルエンザは乾燥した寒い冬に流行する病気、とのイメージがありましたが最近変わってきた印象がありますね。

 

東京都の状況：

 

 

青線は2018年、赤線は2019年です。

2018年は徐々に患者さんの数が減っていったのですが、

2019年は13週を境に徐々に患者さんの数が増えているのが分かりますね（グラフがわかりやすくなるよう、Y軸の数値はあえて小さく設定しています）。

 

また東京都の市区町村別の詳細を見てみると

 

 

となり、目黒みらい内科クリニックの周辺では

 

・目黒区

・港区

・渋谷区

 

で流行の兆しを認めています。

その他の地域の方も十分注意が必要です。

 

2018年にインフルエンザワクチンの接種を受けた方もいらっしゃるとは思いますが、効果がそろそろなくなってきていると考えられます。

 

そのため

 

・熱が出た、のどが痛い、だるい

・職場や家庭など、周りにインフルエンザと診断された人がいる

 

場合にはインフルエンザの可能性がありますので、早めの病院受診をお勧めします。

もちろん当院でも検査、治療は可能ですし、

 

ウイルス量の少ない感染初期でも迅速判定が可能なインフルエンザウイルス検査キット

「スポットケムFLORA　FluAB」

 

を用意していますのでお気軽にご相談ください。

 

これからゴールデンウィークになりますが、旅行や帰省される方も多いかと思います。

その際新幹線や飛行機、車やバスなどで長時間移動する場合、手洗い、うがい、マスクなどの予防にも十分お気を付けください。

 

本日も最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。

 

けい先生