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妊婦の方のアセトアミノフェン服用について

こんにちは。目黒駅より徒歩3分、白金台駅より徒歩9分 医療法人社団FU-WA 目黒みらい内科クリニックのけい先生です。

 

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、先日(2025年9月23日)アメリカのドナルド・トランプ大統領が妊婦の方に対し、子どもの自閉症のリスクを高めるおそれがあると主張し、必要な場合を除いてアセトアミノフェンの使用を控えるよう声明を出しました。

トランプ政権“妊婦が鎮痛解熱剤 自閉症リスク高” 学会が反対(NHKホームページより引用)

 

アセトアミノフェンは発熱や痛みに対し使うお薬で、日本ではカロナール®やタイレノールA®、バファリンルナJ®などがあります。

医療機関で処方されたり、市販薬でお世話になったことのある方も多いと思います。

 

ただこのニュースを聞いた妊婦の方の中にはアセトアミノフェンを使用するのが怖くなってしまった方もいるのではないでしょうか?

そのような方に向けてQ & A 形式で記事を書きました。

アセトアミノフェンを必要な時に、安心して使っていただける手助けになれば幸いです。

 

Q. アセトアミノフェンは妊娠中に飲んでも大丈夫ですか?

A. 現在の医学的な結論としては、「必要なときに、適切な量を短期間なら安全に使える」とされています。発熱や強い痛みを放っておくことの方が赤ちゃんに良くない場合もあります。

Q. ニュースで『自閉症のリスクがある』と聞いて心配です。

A. いくつかの研究で「関係があるかもしれない」と報告はありますが、はっきりと証明されたわけではありません。最新の大きな研究では「アセトアミノフェンの使用と自閉症発症の因果関係は見られなかった」という結果も出ています。

Q.熱がつらくてもアセトアミノフェンは 飲まない方がいいのでしょうか?

A. アセトアミノフェンを飲まずに高熱が続くことで、かえって赤ちゃんに影響が出ることもあります。医師の指示に従って使うことが大切です。

Q. どんな飲み方をすれば安心ですか?

A. 医師や薬剤師の説明を聞き、

 ・必要なときに
 ・できるだけ少ない量で
 ・できるだけ短い期間だけ

これを守ると安心です。

Q. 他の薬にした方がいいですか?

A. 妊娠中に安全とされる解熱鎮痛薬は限られています。アセトアミノフェンはその中で比較的安心して使える薬です。自己判断で勝手にやめたり、他の薬に切り替えたりせず、必ず医師に相談してください。

 

以上となります。

当院では妊婦の方の診療もしております。熱がある方やインフルエンザやコロナが心配な方なども受診いただけますので、お困りの際は受診の上、ご相談ください(*電話でのご相談を受け付けておりません。ご了承下さい)。

 

けい先生