コロナ療養期間が終わった後も咳がつらい方へ
こんにちは。目黒駅東口徒歩3分、白金台駅徒歩9分 目黒みらい内科クリニック 院長のけい先生です。
2023年1月25日時点で新型コロナウイルス感染症の第8波流行が続いており、いまだ多くの方が感染される状態となっています。
デルタ株の時よりも重症化率が低下してきていることから「コロナはただの風邪と同じ」と言われることもあるようですが、日々診療しているとどうもそうとは言えないのではないか?と感じる事がありますね。
あらためて「ただの風邪」はどんな風邪なの?と聞かれると難しいのですが、けい先生のイメージは
・症状・・・何となくだるい、微熱、のどがイガイガする、鼻水、咳が出るがそこまでひどくない
・治療・・・市販薬や葛根湯などの服用で楽になる
・期間・・・2,3日をピークに改善することが多い
こんな感じです。
確かに新型コロナウイルス感染症にかかっても、上に書いた症状や期間で済む方もいらっしゃいます。
その一方で
・高熱でつらい、しんどい
・のどが刺すように痛い、唾をのみ込むのもつらい、痛くて夜眠れない
・体がすごくだるい
・鼻が塞がってしまい、息がしにくく夜眠れない
・咳がひどくてつらい、眠れない、息の通り道が狭く感じる、咳のしすぎで胸が痛い、咳止めを飲んでも全然楽にならない
など症状が強く出てしまい
「コロナがこんなにつらいとは思わなかった・・・・」
とおっしゃる方もいるのですね。
そして症状の出るタイミングは人それぞれであり、発症した当日や次の日には一気に症状がそろってしまう方もいるのですが、厄介なのが
最初はのどの痛みや鼻水、鼻づまり、熱だったのが、3日目~5日目くらいから咳が出始め次第に悪化しつらくなり、しかも療養期間が終わった後も長く続く
方がいらっしゃる事だと感じています。
そしてあくまでも目黒みらい内科クリニックでの状況ですが、療養期間が終わった後でも咳が続きつらくて当院を受診される方に胸部レントゲン検査を行うと
いままでよりも肺炎が見つかる方が増えている
印象を持っています。
しかもいわゆる重症化リスクを持っていない、比較的若い方でも肺炎が見つかる場合があるのですね。
そしてデルタ株流行の時に肺炎になった方は
・咳がひどく
・息切れが出て
・酸素飽和度(SpO2)で95%以下となる
と言った症状や検査所見がそろう場合が多かったのですが、オミクロン株では
・とにかく咳がひどいが・・・
・息切れはない、もしくは軽い
・酸素飽和度(SpO2)で96%以上
と息切れや酸素飽和度(SpO2)の低下がみられない方が多い印象を持っています。
さてここまで読んでいただいた方の中に、新型コロナウイルス感染症の療養期間が終わっても咳が続いており
肺炎は大丈夫なのかな?
と心配になった方もいらっしゃると思います。
その様な場合は目黒みらい内科クリニックまでご相談下さい。
なお当院では咳症状のある方が受診いただく際、お待ちいただく部屋を分けて対応しております。
そのためまずは
もしくは
お電話(050-3146-4574)
にてご予約をお取り下さい。
Web予約にて予約枠が埋まってしまっている場合でも、お電話いただけましたら受診可能な時間をご案内致します。
注1)現在お問い合わせの混雑によりお電話がつながりにくい場合があります。
その際はお手数ですがおかけなおしいただけますと幸いです。
注2)混雑状況によっては受診のご案内が翌日以降になる場合がありますこと、ご了承ください。
そして目黒みらい内科クリニックでは診察のあと
・胸部レントゲン検査
・胸部レントゲン検査にて肺炎があれば胸部CT検査
(*当院では胸部CT検査を実施できないのですが、検査を専門としている近隣の提携医療機関にご紹介致します。胸部CT検査結果は後日当院にてご説明いたします)
・採血
・治療(漢方薬を含む内服薬・吸入薬など)
を行ってまいります。
できるだけ当院にて検査・治療を行いますが、診察時のお身体の状態や検査結果により近隣の総合病院や大学病院等へご紹介となる場合がありますこと、ご了承いただけますと幸いです。
コロナ後に咳が残ってしまった場合、数週間から1か月、場合によりそれ以上症状続く方もいらっしゃいますのでお手伝いできればと考えております。
けい先生