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うがいはどこへ行った? ~インフルエンザの予防について考えてみる~

皆様こんにちは。目黒駅東口より徒歩3分、白金台駅より徒歩10分 目黒みらい内科クリニック院長のけい先生です。

 

最近TVで風邪薬のコマーシャルが増えてきていると思いませんか?

そう、風邪やインフルエンザのシーズンに入ってきたのですね。

インフルエンザについては11月15日(金)厚生労働省よりインフルエンザ流行シーズンに入った、との発表がありました。

 

厚生労働省 インフルエンザ発生状況について

 

今年は例年よりも早い流行開始となっています。

 

インフルエンザについては予防接種を受けて頂くことがもちろん大切なのですが、風邪もインフルエンザも普段の予防が大事。

ちなみに厚生労働省からはインフルエンザの予防についてポスターが出ています。

 

厚生労働省公式ポスター (2017年11月15日) )

 

ちなみに「マメゾウくん」と「コマメちゃん」。

厚生労働省のインフルエンザ予防啓発キャラクターなのですね、知ってましたか?

厚生労働省ホームページの啓発ツール内で他にも出てきますので、気になった方は見てみて下さい。

 

厚生労働省 啓発ツール

 

職場や学校などで掲示したり、活用いただくのも良いと思います。

 

さて、ポスターを見て不思議に思った方、何か足りない感じがした方はいませんか?

もう一度よくポスターを見て下さいね。

 

 

・・・・・

 

どうでしょうか?

 

風邪やインフルエンザの予防といえば3点セット

 

手洗い、うがい、マスク

 

ですよね。

この中で「手洗い」「咳エチケット=マスク」はあるものの

 

うがい

 

がないんです!

 

ちなみに厚生労働省のインフルエンザQ&Aというページで

 

【インフルエンザの予防・治療について】

Q9:インフルエンザにかからないためにはどうしたらよいですか?

 

という箇所があるのですが、こちらにもやはり

 

うがい

 

については書いていない・・・。

 

 

ということで前振りが長くなりましたが、今回は

 

うがいはどこへ行った?

 

と題して、インフルエンザの予防における「うがい」についてお話してみたいと思います。

 

 

①うがいはなぜ消えたのか?

 

 

まずこれですよね。

実は首相官邸ホームページ(!)からこの様な説明がなされています。

 

うがいは、一般的な風邪などを予防する効果があるといわれていますが、

インフルエンザを予防する効果については科学的に証明されていません

首相官邸ホームページ (季節性)インフルエンザ対策より抜粋

 

実はけい先生、今回初めて首相官邸ホームページを見ました。

この様な情報まで掲載されているのですね、驚きです。

 

つまり、うがいは

 

いわゆる風邪には予防効果があると言われている(ただ確実に効果がある、とも断言していないですが)ものの、

インフルエンザの予防につながるかどうかは今の医学でははっきりしない

 

ということなのです。

 

インフルエンザウイルスがのどや気管の粘膜につくと早ければ数分程度で粘膜の中に入ってしまい、うがいをしてもウイルスを洗い流せる訳ではないのではないので勧められない、とも言われています。

2019年の時点で、根拠のはっきりしない方法を皆様に勧めるのはどうなのか、という立場なのですね。

 

 

②日本だけではないか?

 

 

こんな声も聞こえてきそうなので、まずアメリカを見てみましょう。

 

アメリカにはCenters for Disease Control and Prevention(CDC:アメリカ疾病管理予防センター)という感染症対策の総合研究所があります。

こちらには感染症に関して様々な情報が出ているのですが、このCDCの

 

Prevent Seasonal Flu(季節性インフルエンザの予防)

Preventive steps(予防の手順)

 

のなかで「手洗い、うがい、マスク」について書いてあるところをピックアップしてみましょう。

 

・咳やくしゃみをする時には、ティッシュで口や鼻をおおいましょう。ティッシュを使った後はごみ箱に捨て、手を洗いましょう。

・せっけんと水を使ってこまめに手を洗いましょう。もしせっけんや水がなければアルコール消毒液を使いましょう。

・目や鼻、口などは触らないようにしましょう。

 

となっています。

こちらにも「うがい」はないですね。

 

またWHO(World Health Organization:世界保健機関)

 

Influenza (Seasonal)(インフルエンザ(季節性):Prevention(予防)

 

の中にも「うがい」は書いてないのです。

興味のある方は英語ですがご覧くださいね。

 

日本だけでなく、世界的にもインフルエンザの予防に「うがい」が勧められていないのがお分かりいただけましたでしょうか?

日本のように、いつでもどこでもきれいで衛生的な水が豊富に手に入る国だけではないことも影響しているかもしれませんね。

日本はやはりよい国です。

 

 

③では、うがいはしなくていいの?

 

 

というとそんなことはありません。

先ほども書きましたが、うがいのインフルエンザに対する予防効果は今のところはっきりしないものの

 

・風邪などの予防効果があると言われている

・のどや口の中の乾燥を防ぐ

・外から入ってきてのどや口の中にくっついた花粉やホコリ、細菌などを流す

 

などのメリットもありますので、外出から帰った時や、口の中が乾燥している時などにうがいをしてもらうのが良いと思います。

 

 

つまりインフルエンザの予防には

 

「マメな手洗い」と「咳エチケット」

 

が大事なんだ!

 

と覚えて下さいね(余裕がある方は「マメゾウくん」と「コマメちゃん」も一緒に覚えてはどうでしょうか?)。

 

 

いかがでしたでしょうか?

皆様の参考になれば幸いです。

 

 

本日も最後までお読みいただきまして誠にありがとうございました。

 

 

けい先生

 

 

ここからは余談ですが、先ほどのポスターには各地の自治体キャラクターとコラボしたものが多数あるのですが1つご紹介します。

目黒みらい内科クリニックのある品川区のキャラクターとのコラボポスターがなかったので、静岡県磐田市のポスターを引っ張ってきました。

キャラクターは「しっぺい」という名前のようです。白衣を着ててかわいいじゃないですか。

磐田市公式キャラクター しっぺいオフィシャルサイトはこちら

 

なんで

 

「磐田市」

 

なのか?というと、磐田市はけい先生の母校(静岡県浜松市にある浜松医科大学)の近くにあることと、けい先生がサッカーJリーグのジュビロ磐田のファンなので引っ張ってきたのです。

そのジュビロ磐田、11月18日現在で年間16位以下が決まりJ1残留が崖っぷちの状態・・・がんばれ JUBILO‼

 

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目黒みらい内科クリニック

 

糖尿病を中心とした生活習慣病(高血圧症、脂質異常症、高尿酸血症など)呼吸器内科ならびに内科一般

 

の診療をしております。

 

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・咳が止まらない方、息が苦しい方

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・健康診断で再検査と言われた方(貧血、肝機能検査を含めた血液検査、尿検査、胸部レントゲン、呼吸機能検査など)

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